本日、シスターフッド書店Kaninは開店4か月を迎えました。これまでなんとかやってこられたのも、お店に来てくださった方々、そしてオンライン書店で本を購入してくださった方々のおかげです。ありがとうございます!
11月は、『第二の性』を読む会第1回を行いました。フェミニズム書の古典である本書、難解な箇所も多く、ひとりで読んでいると何度も挫折しそうになりますよね(と言い切る店主Sは何度も挫折しそうになりました)。みんなで読んでいけば読み通せるかも、ということで企画したのですが、目論見通り、とっても勉強になる&面白い読書会になりました!難解に思える箇所も、ほかの方の解釈で「あ、そうか!」と思ったり、体験を交えて考えてみると「なるほど!」と膝を打ったり。たいそう盛り上がったと思います。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
12月17日(日)18時~には『第二の性』を読む会第2回を予定しております。少数ですが、まだ席が残っておりますので、ご興味のある方はぜひどうぞ! 範囲は第1巻の「第二部 歴史」です。
さて、この1か月にKaninで売れ行きがよかった本のご紹介です。
期待を胸に日本で留学生活を始めた韓国人のうーちゃん。サークルで出会った日本人の先輩いっしーと付き合うことになった。付き合って一ヶ月、いっしーが「きれいな日本語」を喋ってと言ってきたのだけど…積み重なるモヤモヤの先にしたうーちゃんの選択とは?
……告白します。実はKanin、この本を、間違って考えていた冊数の倍仕入れてしまったんです。どうしよう……と思ったのですが、それは杞憂に終わりました。なぜなら入荷3週間足らずで、全部売り切れたから! そして即座に再入荷を決定。
エトセトラVol.10も、入荷して2週間ほどで仕入れた分が売り切れてしまいました。現在、再発注中。まもなく届く予定です。
10号目は、『トランス男性によるトランスジェンダー男性学』の周司あきらをゲスト特集編集に迎え、「特権」「加害性」「生きづらさ」で終わらない、その一歩先にある「男性性」を見つける特集号。
どれも面白かったのですが、店主S、五月あかりさんの手紙にとっても心を打たれました。ぜひ読んでいただきたいです!